退職代行モームリの新サービス「MOMURI+」が話題に。退職データを活用した企業向けコンサルと労働者向け情報開示をスタートし、労働環境改善に貢献。離職率低下を目指すアプローチと透明性のある運営で新たな可能性を探ります。
退職代行モームリ
新サービス
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退職代行「モームリ」が直面した驚きの展開
「退職代行モームリ」は、退職代行サービスとして注目を集めていますが、最近SNSで大きな話題となった出来事がありました。それは、なんとモームリ自身が“退職代行される側”になったという話。サービスを提供する側の従業員が、自社の退職代行を利用して退職する事態に直面したのです。
この経験を通じて、モームリの代表・谷本慎二氏は「退職代行は使われたくない」と改めて感じたといいます。今回は、その話題から始まった同社の新たな挑戦について掘り下げていきます。
SNSの力で広がる退職代行モームリの影響
谷本氏の体験談はSNSで拡散され、公式LINEの登録者数が急増しました。これまで1日70~80人だった新規登録者数が、投稿後には100~140人にまで増加。
登録者の多くは退職を検討している「退職予備軍」とされ、今後の利用者増加が予測されています。さらに、モームリの知名度向上にはSNSの力が欠かせないことが再確認されました。同社は電車広告やポスティングなどの手法も用いていますが、8~9割の利用者がSNSを通じてサービスを知ったといいます。
「退職代行をなくす社会」を目指して
退職の理由に見る3つのパターン
モームリがこれまで手掛けた退職代行案件は2万件以上。その中で退職理由を分析すると、大きく以下の3つに分けられるそうです
1.企業側に非があるケース(20%)
長時間労働やハラスメントなど、法律や倫理に反する環境。
2.労働者側に非があるケース(20%)
怠惰やコミュニケーション不足が原因。
3.労使間のすれ違い(60%)
意識のギャップやミスコミュニケーションが要因。
このデータを基に、モームリは退職代行を使われた企業に対し、「退職理由を細かく把握する」ことを提案しています。理由を知ることが、職場改善の第一歩になると考えているのです。
新サービス「MOMURI+」が切り開く未来
谷本氏は12月から新たな挑戦として、「MOMURI+」という2つのサービスをスタートします。
1. 企業向けコンサルティング事業
退職代行で得た膨大なデータを活用し、企業の離職率低下に向けたコンサルティングを提供。これまで講演会として断片的に行っていた内容を、本格的なサービスとして展開します。具体的には
•人事総務との直接ミーティング
•データに基づく具体的な改善提案
労使間の問題解決をサポートし、企業が「使われない職場」を目指す支援を行います。
2. 労働者向け情報開示サービス
もう一つの柱は、就職や転職時の「職場の実態」を知りたい労働者向けの情報開示サービスです。
サービスの内容
•過去にその企業で退職代行を利用した事例のデータを提示
•職場の風潮や雰囲気についての事実を共有
ただし、提供するのは「事実のみ」。価値判断は利用者に委ねる仕組みです。
新たな挑戦を支える「透明性」の理念
谷本氏は、透明性こそが企業や労働者の信頼関係を築く鍵だと考えています。SNSや講演を通じた情報発信にも積極的で、サービス内容や実績を公開し続けています。
さらに、退職代行サービスの利用者が「自己退職を選択できる社会」を目指し、新たなサポートモデル「セルフ退職ムリサポ!」も展開。自分で退職するための法的書類テンプレートやメンタルサポートが含まれる画期的なサービスです。
退職代行モームリが描く未来像
退職代行モームリは、労働者の権利保護だけでなく、労働環境の改善にも深く関与する姿勢を打ち出しています。その最終目標は、「退職代行が必要ない社会」の実現。
以下の取り組みを通じて、この目標に近づこうとしています
•退職データを活用した企業改善
•利用者と企業の架け橋となる情報開示
•透明性のある運営方針
また、多角的な事業展開も視野に入れ、既存のコインランドリー事業を拡大する計画も進行中。
結論:データが変える退職代行の未来
退職代行モームリが挑む新サービス「MOMURI+」は、企業と労働者の関係改善をデータの力で後押しします。谷本氏が掲げる「透明性」と「労働環境改善」のビジョンは、今後も業界や社会全体に影響を与えるでしょう。
退職代行が必要なくなる日を目指して、モームリはこれからも挑戦を続けます。「MOMURI+」の動向に注目が集まること間違いありません。
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