広告の下に記事の続きがあります。ペコリ

グラスノー再び緊急降板　ドジャースに投手陣崩壊の危機

グラスノーはなぜ緊急降板したのか？

どの試合で何が起きたのか？

ドジャースのタイラー・グラスノー投手は、4月27日に本拠地ドジャースタジアムで行われたパイレーツ戦に先発しました。初回、2死走者なしから2者連続本塁打を浴び、わずか1回で2失点。2回のウォームアップ中に右肩の違和感を訴え、ロバーツ監督とトレーナーがマウンドに向かい、緊急降板となりました。球団は「右肩違和感」との発表にとどめていますが、今後数週間の休養や精密検査も視野に入っています。

【グラスノー降板直後のチーム動き】

降板直後、ドジャースベンチではブルペン待機していたカスペリアスが緊急登板。全く準備がない状態での登板となり、ブルペン全体にも動揺が広がりました。グラスノーがエース格であるだけに、現場に緊張感が漂った瞬間でした。

• 急遽ブルペン総動員体制へ

• ロバーツ監督は「最悪の事態ではない」とコメント

• チーム内では「複数試合離脱」への警戒感が高まっている

これまでの故障歴はどうだったか？

グラスノーは2021年にトミー・ジョン手術を受け、復帰後も肘や肩に不安を抱えながら登板を続けてきました。特に2024年には右肘痛の影響で8月以降登板がなく、ポストシーズンも欠場しました。メジャーデビュー以来、その高いポテンシャルにもかかわらず、規定投球回に到達したことは一度もありません。

ドジャース投手陣には何が起きているのか？

故障中の投手は誰か？

現在、ドジャースの先発陣は深刻な危機に直面しています。ブレイク・スネルは左肩炎症、クレイトン・カーショウは足と膝の手術後リハビリ中。トニー・ゴンソリンはトミー・ジョン手術後に背中の故障を重ね、ダスティン・メイやカイル・ハートらも肘手術後の復帰が遅れています。特にスネルの負傷により、開幕早々から先発層が薄くなった影響が大きく響いています。

なぜこれほど故障が続出しているのか？

スケジュールの過密さ、過去数年のリモート環境下での調整不足、さらには体格的に負担の大きい投球スタイルを持つ選手が多いことが重なったためだと指摘されています。また、ドジャース独自のトレーニング方針が選手に合っていない可能性も専門家の間で議論されています。